top of page

ドローンの登録は義務?知っておくべき登録手続きの流れと注意点

  • alliumwakita
  • 5 日前
  • 読了時間: 3分

 ドローンを購入された皆さん、空撮や趣味などで飛ばすのを楽しみにしているのではないでしょうか?「買ったばかりのドローンを早く飛ばしたい!」という気持ちはよくわかります。しかし、ちょっと待ってください!

 

 ドローンを屋外で飛行させるには、まず「機体登録」が法律で義務付けられています。もし、登録をせずに飛ばしてしまうと、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる可能性があります。法律を遵守し、安全にドローンを楽しむために、しっかりと機体登録の方法を確認しましょう。



〇ドローン登録が必要な機体とは

 ドローンを購入したとき、機体登録が義務付けられています。しかし、すべての無人航空機が登録対象となるわけではありません。

屋外で飛行させる

機体とバッテリーの合計重量が100グラム以上

この2つの条件を満たす無人航空機が登録の対象です。


〇機体登録の主な流れ

・オンラインの場合

  1.必要書類等の準備

    ①マイナンバーカード・運転免許証・パスポートなど

    ※法人の場合はGビズID

    ②機体全体がわかる写真(重量区分が25キログラム以上の場合は、機体の正面、

     上面、側面及び操縦装置の写真4枚)

  2.DIPS2.0にてアカウント開設

  3.新規登録手続き

  4.本人確認情報などの入力

  5.申請手数料納付

  6.登録記号の発行及び表示 


・郵送の場合

  1.申請書記入(国土交通省ウェブサイトより無人航空機登録申請書の様式を取得でき

    ます。)

  2.必要書類等の準備

    ①住民票の写し、マイナンバーカード写し(表面のみ)、運転免許証写し、健康保

     険証写しなどから2種類

    ※法人の場合は印鑑登録証明書など

    ②機体全体がわかる写真(重量区分が25キログラム以上の場合は、機体の正面、

     上面、側面及び操縦装置の写真4枚)

  3.郵送申請

  4.審査

  5.手数料納付(審査で問題がなければ納付案内が届きます。)

  6.登録記号の発行及び表示


申請手数料確認表

申請方法

1機

2機目以上(1機目と同時申請の場合)

1.マイナンバーカードまたはGビズIDを用いたオンライン申請

900円

890円

2.1以外を用いたオンライン申請

1,450円

1,050円

3.紙による申請

2,400円

2,000円



〇リモートIDの義務化について

 2022年6月20日以降に登録する機体は、リモートID機器の搭載が義務付けられています。これは登録した機体で屋外飛行をする際に、機体の情報を電波で発信する仕組みです。これにより安全性が確保されます。


〇有効期間と更新

 登録の有効期間は3年間です。現在の有効期限の1か月前から更新手続きが行えます。



〇最後に

 機体登録は、法律を遵守し、安全に飛行させるための第一歩です。ご不明点等ありましたら、お気軽に当事務所までご連絡ください。


お問い合わせはこちら




最新記事

すべて表示
【ドローンビジネス拡大へ】飛行範囲が広がる!「機体認証」と「操縦技能証明」の基礎知識

ドローンを飛行させるうえで、「機体認証」と「操縦技能証明」というものがあります。これらを取得すると、飛行範囲や方法が大幅に広がります。 〇機体認証  機体認証とは、 ドローンの「現状」の安全性 が国の基準に適合しているかを検査する制度です。国土交通省または登録検査機関に申請...

 
 
 

コメント


bottom of page